天然木の無垢材家具

小さな背丈も低い楢材のテーブル

今回は高さも低く小さなテーブルの依頼です。材は楢材(ナラ材)です。

無垢の楢材 虎斑 (とらふ)の杢目が入ってました。

この板材を3枚剥ぎ合わせて天板に仕上げていきます。

反っていたので少し霧吹きで霧を吹きつかておきました。大体平になったところで鉋とサンダーで平面出しておきます。

だいたい平面が出てきました。

次に反り止めと脚兼用で下駄の二本歯みたいなものを反り止めとしてホゾで組んでいきます。接着剤は1液型ウレタン樹脂系接着剤を使用しました。少しでも木が動けるようにこれにしたのです。ガチガチの接着剤だと木が割れる恐れがあるので。

ホゾ穴を加工しているところです。
二本歯の脚です。
こんな感じで組んでいきます。

プレス機とジャッキでプレスをしていきます。

1日プレスしておきました。

こんな感じに接着剤がはみ出してきますが乾いてから取り省きます。

はみ出した接着剤をカッターとか鑿で取り省き綺麗に仕上げていおきます。

で角を少し丸くして面も丸みをつけて出来上がりです。塗装はオイル仕上げにしました。

サイズは幅665x高さ60x奥行き470です。 なかなか良い色艶になりました。

  • この記事を書いた人

かなもく

1961年東京都町田市で生まれ育ちました。 子供のころはまだ町田にも田んぼや畑が沢山あり、自然にあふれた町でした。 泥まみれで良く遊ぶ元気な子供でしたね。 この伊豆に来たのは1994年(平成6年)です。1996年(平成8年)に近所にある家具工房に務める様になり、そこで14年間近く務めました。 そして2010年に独立、今に至っています。

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