オーダーメイド作品 作業の様子 建具・エクステリア

ホワイトオークで製作した玄関ドア 製作過程

今回はホワイトオークで製作した玄関ドアの紹介です。まずは木取りからのスタートです。

材は柾目で揃えました。そうしたら杢目も虎斑模様が入っていて中々良いものが入りました。材木屋さんに感謝ですね。

今回のドアは框組にするので框の中に収める鏡板をはぎ合わせておきます。

次に框組にする枘(ほぞ)を造って行きます。これは何回も調整しながら本番に備えます。まずは枘穴を角鑿を使って開けて行きます。その時どの位置にすれば良いかで悩みますが正確な位置を決めておかないと後が大変なことになりますので慎重に穴の位置を決めます。先に中桟で使う所の枘穴です。

面取りには面取りカッターの3段になっているものを今回は使用しました。3枚1組になっているものです。で次に雄の方を製作します。型ちはこんな感じになります。

これを穴に刺して上手く隙間なくぴたっと付くまで何回もより直します。で出来たのがこんな感じです。

次は上と下の桟ですが基本は一緒です。これが出来たら次には鏡板にステンドグラスを入れる穴を開ける作業です。この作業の様子は次回にします。

  • この記事を書いた人

かなもく

1961年東京都町田市で生まれ育ちました。 子供のころはまだ町田にも田んぼや畑が沢山あり、自然にあふれた町でした。 泥まみれで良く遊ぶ元気な子供でしたね。 この伊豆に来たのは1994年(平成6年)です。1996年(平成8年)に近所にある家具工房に務める様になり、そこで14年間近く務めました。 そして2010年に独立、今に至っています。

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