オーダーメイド作品 檜風呂

檜風呂製作の様子

今回は檜風呂の製作依頼です。サイズはW1670xD900xH550です。余裕で二人は入れるサイズですね。先ずは木取りです。

杢目や反りの具合などを見極めて合わせていきます。今回の剥合わせは本実加工です。正確な加工が必要ですね。

剥ぎ合わせていきます。

出来ればこのまま半日以上置きたいですね。ハタガネを外した後に死に節に埋木をしていきます。

節が有る方は裏側の見えない方に使います。節を塞ぐ事が出来たら実を入れる小穴(溝)の加工に入ります。

この加工には精度が要りますね。

今回は先に内側に塗装をしてから組み上げていきます。はみ出た接着剤が取れやすくなるのでそうしてます。で組み上げていきます。

重たいので組み上げに苦労しました。

次に上の部分に付ける框を製作します。これは枘組で仕立てます。

組み上がったら裏返しにして実が入る小穴の加工をします。これが出来れが最後の組み上げです。

溝の加工が終わったので最後の組み上げ作業です。どきどきものですね。上手く入る様に願って作業ですね。

上手く組み上がってホッとしました。材料が必要な分しかないので失敗は許されないから上手く出来て良かったです。で出来上がりです。

最後に細部を見て良ければ納品です。今回はガラスコーティングで施しました。上手く収まります様に!

  • この記事を書いた人

かなもく

1961年東京都町田市で生まれ育ちました。 子供のころはまだ町田にも田んぼや畑が沢山あり、自然にあふれた町でした。 泥まみれで良く遊ぶ元気な子供でしたね。 この伊豆に来たのは1994年(平成6年)です。1996年(平成8年)に近所にある家具工房に務める様になり、そこで14年間近く務めました。 そして2010年に独立、今に至っています。

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