今回も店舗で使われていた欅の無垢材の修復です。基本的には片面ずつ平滑を出していきます。でも一人で裏返ができないほど重たいので大変な作業になります。
反っているのが分かります。この様な台を作ってこれをルーターと言う電動工具を使って両面の平滑を出していきます。手で何回もこの工具を押したり引いたりして仕上げていきます。
これで平滑が出たので次はサンダーで磨いていきます。最初は80番手ぐらいから始め400番手ぐらいまで掛けていきます。ツルツルのなりますので次に塗装です。塗装をする前に霧吹きで霧を吹き付けて毛羽を立たせます。乾いたらそれからまたペーパーを掛けて塗装です。
塗料が乾いたら出来上がりです。で蝶々型のちぎりを作る所を少し紹介します。まずはちぎりの本体を作りそれを元に罫書きます。その絵を元にルーターと言う工具で掘っていきます。
この時に活躍する手道具です。この様な類の物は日本の物が世界一だと思います。
で接着剤を塗り蝶型のちぎりを入れ込みのまま置いておきます。でアサリがない手鋸で出ているところを切り切り口を綺麗に仕上げて出来上がりです。